看護学校の学費、実は全額戻ってきた。
「教育訓練給付金」という制度を使ったから。
ハローワークに行くだけで、こんなに得をするとは思っていなかった。
教育訓練給付金って何?
簡単に言うと、厚生労働省が指定した学校や講座を修了すると、支払った学費の一部〜全額が戻ってくる制度だ。
看護師の専門学校や養成校の多くがこの制度の対象になっている。私が通った看護学校も対象だった。知らなかっただけで、使える制度はちゃんとあった。
給付金には種類があり、私が使ったのは「専門実践教育訓練給付金」。これは看護師・介護福祉士・保育士など、国家資格取得を目指す長期の課程が対象になる。給付率は最大で学費の70%、さらに資格取得・就職まで達成すると追加給付があり、最大で学費の80%が戻ってくる。
申請はハローワークで行う
この給付金の申請窓口はハローワーク(公共職業安定所)だ。学校でも役所でもなく、ハローワーク。最初はなんでハローワーク?と思ったけれど、雇用保険の制度のひとつなので、そういうことらしい。
入学前に申請が必要という点が最大の注意点だ。入学してから申請しようとしても遅い。入学の1ヶ月前までにハローワークで手続きを済ませなければならない。
実際にやってみた手順
私が実際にやった流れはこうだ。
- 看護学校の合格通知を受け取る
- 入学予定の学校が「専門実践教育訓練給付金」の指定校かを確認(厚労省のサイトで検索できる)
- ハローワークに行き、「教育訓練給付金の受給資格確認」を申請
- 「受給資格者証」を受け取る
- 入学後は学期ごとに「在学証明書」をハローワークに提出
- 修了・資格取得後に最終申請→給付金が振り込まれる
窓口での手続き自体は難しくなかった。担当の方が丁寧に説明してくれたし、書類の書き方もその場で教えてもらえた。「難しそう」と思って後回しにするより、まずハローワークに行ってしまう方が早い。
給付を受けるための条件
誰でも使えるわけではなく、条件がある。主な条件はこうだ。
- 雇用保険に一定期間加入していること(初回は2年以上、2回目以降は3年以上)
- 受講開始日現在で在職中、または離職後1年以内であること
- 厚労省が指定する講座・学校を受講すること
私は看護学校入学前にフルタイムで働いていたため、雇用保険の加入期間はクリアしていた。入学直前までしっかり働いておいたことが、この制度を使える条件につながっていた。
学費が実質ゼロになった
3年間の看護学校を修了し、看護師の国家試験に合格した。その後、給付金の最終申請を行い、支払った学費のほぼ全額が口座に振り込まれた。
「看護学校に行くにはお金がかかる」と思っている人は多いと思う。私もそう思っていた。でも制度を知って、ちゃんと手続きをすれば、学費の負担はほぼゼロにできる。
知っているか知らないかで、数十万円の差が出る。そう思うと、調べてよかったと心から思う。
教育訓練給付金、知っていましたか?
看護師を目指している方はぜひハローワークに相談してみてください。
「難しそう」と思っていても、窓口の方が全部教えてくれます。
