看護学校に通いながら、NISAもしていた3年間。

看護学校に通いながら、NISAもしていた3年間。

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「看護学校の3年間、お金は大変だったでしょう」とよく言われる。
正直に言うと、全然大変じゃなかった。
支援金の中でNISAまでしていた。

看護学校=お金が大変、は思い込みだった

看護学校に行くと決めたとき、周りからよく心配された。「収入なくなるのに生活できるの?」「学費はどうするの?」と。

でも実際は、経済的に困った記憶がほとんどない。むしろ、子供が小さくて短時間パートで働いていた頃より安定していたくらいだ。

夫の収入+支援金13万で生活が安定していた時期

我が家は夫がある程度の収入を持っていた。そこに、私が受け取る教育訓練支援給付金の月13万円が加わった。

夫の収入で家計の主な部分をまかない、私の13万は私自身の生活費や学校関連の費用に使う形だった。この13万という金額、パートで働いていた頃の収入より多かった。学校に通いながらの方が、収入が安定していた。

13万の中で、毎月NISAをしていた

支援金の13万の中から、毎月NISAにも積み立てていた。贅沢はしなかったけれど、将来のための投資を続けられるくらいの余裕はあった。

「看護学校に行く=貯金を切り崩す苦しい3年間」というイメージを持っている人は多いと思う。でも制度を使い、家計をしっかり管理すれば、投資まで続けられる。それが私の実体験だ。

学費は、専門実践教育訓練給付金で7割が戻ってきた

学費については、専門実践教育訓練給付金を使ったことで、卒業後に授業料の約7割、およそ170万円が戻ってきた。在学中はいったん立て替える形になる。資格取得・就職まで達成することが条件だった。

ただし、全額が戻ったわけではない。学費・教科書・諸経費を合わせた総額は約275万円なので、給付金でまかなえなかった分が100万円ほどある。その100万円は、生活費として入る支援金の中から少しずつ埋めた。だから最終的に、貯金は減らさずに済んだ。

「タダになる」ではなく、「7割は戻る。残りは支援金でまかなえた」が正確なところだ。

そのうえで結果としては、生活費は支援金でまかない、貯金も崩さず、NISAも継続できた。これが私の看護学校3年間の実態だ。

入学のとき、100万円を払った。それでも積立は止めなかった

ひとつ、書いておきたいことがある。学費は半年ごとの前払いだった。

入学のときには、半年分の授業料と入学金と制服・物品代をまとめて、約100万円を一度に払っている。しかも給付金が最初に戻ってきたのは、その半年後だ(看護学校の学費はいつ払う?入学時に100万円、戻ってきたのは半年後だった。)。

貯金から100万円が出ていって、半年間はそのままだった。普通なら、まず積立をやめるところだと思う。

それでも止めなかったのは、「あとで戻ってくる」と分かっていたからだ。減っているのは一時的で、いずれ埋まる。それが分かっていたから、慌てずに済んだ。

もし制度を知らないままだったら、通帳の数字を見て積立をやめていたと思う。そして一度やめた積立を、再開できたかは分からない。

だから思うのは、これだ。制度を知っているというのは、お金が増えるということではなく、減ったときに慌てなくて済むということだった。

知っているかどうかで、選択肢が変わる

「お金がないから看護師を目指せない」と思っている人に伝えたい。使える制度があるし、家計の状況によっては、働いていたときより安定することもある。

知っているか知らないかで、人生の選択肢が変わる。まずハローワークに相談してみてほしい。

看護学校の3年間、NISAも続けていたなんて思わなかったという方もいるかもしれません。
制度をうまく使えば、思っているより道は開けます。
あなたの状況に合った制度、一度調べてみませんか?

お金がない中でも続けた積立

看護学校の3年間、生活が立ち行かなくなることはなかった。ただ、投資に回せる額が多かったわけでもない。それでもNISAの積立だけは止めなかった。月に少額、本当に少額だけ。「こんな金額で意味があるのか」と思いながら、続けていた。止めなかった理由は、「習慣を切らしたくなかった」という感覚だった。再開するときのハードルが、続けるより高い気がしていた。だから少額でも、止めなかった。

投資と勉強を同時にしていた3年間

看護の勉強をしながら、投資の習慣を続けていた。何も知らないまま始めるより、少額でも経験しながら学ぶ方が、身につく。看護の知識と、お金の知識。両方を同時に積み上げていたことが、今の自分の基盤になっている気がする。看護師になって収入が生まれ、投資の習慣があったことで、少しずつ将来の備えができてきた。

「今できること」を続けることの意味

NISAを続けながら看護学校に通っていた、というと驚かれることがある。「そんな余裕があったの?」と。大きな額ではなかった。でも、少額ならできた。「今できること」を探せば、何かはある。大きくできない時期も、小さく続けることが大事だと思っている。あの3年間に積み立てたお金は、金額としては小さい。でも「続けた」という事実が、今も積立を続けるための支えになっている。習慣は、財産だ。

看護学校を卒業して収入が増えてから、NISAの積立額を少し増やした。あの3年間、少額でも続けてきたことが、土台になっている。お金の習慣は、環境が変わっても続けることが大事だ。少額でも、続けること。それが今の私の、お金との向き合い方だ。

あの頃の自分に声をかけられるなら、「大丈夫、なんとかなる」と言いたい。実際になんとかなった。それだけは確かだ。

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