看護学校の実習と子育て。始発で行って、帰ったら記録。それでも乗り越えられた理由。

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看護学校の実習は、想像以上にきつかった。

体がきついというより、時間がない。
何もかもが、ギリギリだった。

始発で実習に行く日々

実習先は、家から遠かった。
始発に乗らないと間に合わない日もあった。

朝の4時台に起きる。
まだ子どもが寝ている時間に、家を出る。

「行ってきます」が言えない朝も、あった。

帰ってからが、本番だった

実習から帰ると、記録が待っていた。

看護実習の記録は、量が多い。
患者さんの状態、今日の看護、明日の計画、自分の学び。
全部書いて、次の日に備えないといけない。

ご飯を作る余裕は、正直なかった。

惣菜を買って帰ることも考えた。
でも惣菜を買う時間があるなら、その分早く帰って記録を進めたかった。
少しでも多く、眠りたかった。

寝不足が、一番こたえた

実習中に一番きつかったのは、寝不足だった。

眠れないまま実習に行くと、頭が動かない。
患者さんのことを考えるべき時間に、頭が霞む。
ミスが怖くなる。
焦りが出る。

それがメンタルにも直結した。
「もう無理かもしれない」と思ったのは、決まって睡眠が足りていない日だった。

睡眠は削ってはいけない。
それが、実習を通じて一番強く感じたことだ。

母が住み込みで来てくれた

実習の期間、母が家に来てくれた。
住み込みで、家事をしてくれた。

正直、これがなければ乗り越えられなかったと思っている。

母が来てくれたことで、子どものご飯の心配がなくなった。
洗濯物が溜まらなくなった。
帰ってすぐ、記録に取り掛かれるようになった。

でも、それ以上に大きかったことがある。

母の手料理が、体を支えた

母は、毎日ご飯を作ってくれた。

惣菜じゃない、手作りのご飯。
野菜がたくさん入った、栄養のあるもの。

最初は「ご飯よりも寝たい」と思っていた。
でも、ちゃんと食べると違った。

夜の記録が、進む。
頭が動く。
体が安定する。

食事ってこんなに大事なんだと、看護学生として勉強しながら、自分の体で実感した。

いてくれる、それだけでよかった

母が来てくれた一番の理由は、家事でも料理でもなかったかもしれない。

「いてくれる」ことだった。

実習の愚痴を聞いてくれた。
「今日こんなことがあってさ」と話すだけで、少し楽になれた。

子どもたちにとっても、お母さんが帰ってきたときに「おかえり」と言ってくれる大人がいることは、大事だったと思う。

夫も仕事をしながら協力してくれた。
子どもたちも、文句を言わずに待っていてくれた。

家族全員の協力がなければ、実習は乗り越えられなかった。

看護学校を目指す人へ

実習の時期は、一人でやり遂げようとしない方がいい。

正直に「助けてほしい」と言える人が周りにいるなら、遠慮せずに頼ってほしい。
子育て中なら、特に。

食事、睡眠、誰かに話を聞いてもらうこと。
この3つが確保できると、実習は乗り越えられる確率がぐっと上がる。

私がそうだった。


「看護学校は、家族の協力がないと無理」とよく言われる。
その通りだと思う。

でも、「協力してもらえる環境を作ること」も、自分の仕事だと思っている。
事前に話し合うこと、感謝を伝えること、家族に状況を共有すること。

そういうことの積み重ねが、乗り越える力になる。

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