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「看護師パートの扶養、どうしてる?」
看護師がパートで働くとなると、必ず出てくる話題だと思います。
私は41歳、デイサービスで働くパート看護師です。答えはシンプルで、扶養には入っていません。「外」で働いています。
同じように迷っている看護師さん、けっこう多いんじゃないでしょうか。今日は、私が扶養を外れた理由と、いま正直に感じていることを書きます。
看護師パートの扶養、私は「外」を選んだ
パートで働くと決めたとき、扶養に入るかどうかは一度考えました。
扶養にはざっくり2種類あります。税金の扶養と、社会保険の扶養。収入を一定の金額までに抑えると、税金が軽くなったり、夫の健康保険に入れたりする仕組みです。
いわゆる「扶養の壁」です。
看護師は時給が高めです。だから壁の内側に収まろうとすると、働ける時間がかなり短くなります。
考えた結果、私は壁の内側に収まるのをやめました。
理由は「手取り」と「保険」
理由は2つ。手取りと保険です。
まず手取り。私の時給は1400円です。この時給で扶養内に収めようとすると、勤務をかなり抑えることになります。
せっかく3年かけて取った資格です。中途半端に抑えて働くより、しっかり働いて、しっかり受け取る。そのほうが私には合っていました。
もうひとつは保険です。扶養を外れて、職場の社会保険に自分で入っています。
毎月、保険料はしっかり引かれます。正直、給与明細を見るとため息が出ます。
でも、その分将来の年金は増えます。病気やケガで働けなくなったときの保障もあります。
そして何より、「夫に何かあっても、自分の保険がある」という安心感。
これは、離婚を考えていた頃の私が、いちばん欲しかったものかもしれません。
ちなみに、看護師の資格そのものは、お金をほとんどかけずに取れました。学費の大部分が給付金で戻ってきたからです。「資格は実質ゼロ円、収入は扶養の外」。40歳を過ぎた私の、ささやかな自立の形です。
迷いがなかったわけじゃない
正直に書きます。モヤモヤは今もあります。
ひとつは、看護師の割に時給が低いこと。
時給1400円は、世間のパート全体で見れば高い方です。でも、命を預かる仕事です。責任の重さを考えると、「看護師の割に安い」というのが本音です。デイサービスの時給は、病棟より低めなことが多い印象です。
じゃあなぜデイサービスで働いているのかというと、残業がほとんどなく、勤務時間の融通が利くからです。子供がいる私には、この「働きやすさ」がお金と同じくらい大事。時給の安さは、働きやすさとの交換だと自分に言い聞かせています。
もうひとつは、ボーナスがないこと。
私はフルタイムに近い形で働いています。それでも、パートはパート。どれだけ働いても、ボーナスはゼロです。
同じ職場で同じように働いていても、正社員とはもらえるものが違う。頭では分かっているんです。それでも、賞与の季節は少しだけ切なくなります。
それでも、手取りは月十数万円。扶養内で働くよりは確実に多い。だから、この働き方を続けています。
配偶者手当がない家は、計算がシンプルだった
扶養を外れるか迷ったら、もうひとつ確認してほしいことがあります。夫の会社の「配偶者手当(家族手当)」です。
妻が扶養内であることを条件に、手当が出る会社があります。その場合、妻が扶養を外れると夫の給料が下がるので、損得の計算が少しややこしくなります。
うちの場合、夫の会社に配偶者手当はありませんでした。
「扶養を外れると夫の手当が消える」という心配がない分、自分の働き方だけで決められました。ある意味、シンプルで助かりました。
これから働き方を選ぶ看護師さんへ
扶養内と扶養外、どちらが得かは、家庭によって本当に違います。
時給、働ける時間、夫の会社の手当。そして、自分がどう生きたいか。ここまで書いてきたのは全部、私の場合の話です。あなたの家の数字で、一度ゆっくり計算してみてください。
私は、自分の保険を持って、自分の収入で立っていたかった。だから扶養の外を選びました。
私の周りには、扶養内で上手に働いている看護師さんもいます。子供が小さいうちは扶養内、手が離れたら扶養外。そんなふうに途中で切り替えていく人もいます。どちらかが正解、ということはありません。
最後にひとつだけ。税金や社会保険の制度は、年々変わります。収入の線引きの金額も変わることがあります。この記事は制度の解説ではなく、あくまで私の体験談です。実際に決めるときは、職場の担当さんや市役所・年金事務所で、最新の情報を確認してくださいね。
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