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「40代看護師の手取りって、実際いくら?」
看護師になる前、私がいちばん知りたかったのがこれでした。求人票に書いてあるのは時給や額面ばかりで、手元にいくら残るのかは、誰も教えてくれません。
今、私はデイサービスでパートとして働いています。時給は1400円。結論から言うと、手取りは月十数万円です。
そして、その中から地味に消えていくお金があります。今日はその、あまり語られないリアルな話を書きます。
40代看護師の手取りは、月十数万円だった
時給1400円。「看護師なのに、その程度なの?」と思われるかもしれません。デイサービスは、看護師の職場の中では給料が低めのほうです。
そこから色々と引かれて、手元に残るのは月十数万円。ボーナスはありません。パートなので、当然といえば当然です。
私は扶養から外れて働いています。その判断の話は看護師パートの扶養、私は外れて働くことを選んだに書きました。
額面の数字を見たときと、実際に振り込まれた金額を見たとき。この差が「手取り」の正体です。看護師になる前の私は、この差を、正直なめていました。
給与明細から、こんなに引かれている
明細に並んでいるのは、こんな項目です。
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 所得税
- 住民税
扶養を外れて働くと決めた以上、払うのは当たり前です。文句を言うつもりはありません。
ただ、住民税は後からじわじわ来ます。前の年の収入に対してかかるので、「今」の感覚とズレるんです。明細を見るたびに、ほんの少しだけ、ため息が出ます。
交通費は出る。でも、駐車場代で全部消える
ここが、いちばん書きたかったところです。
交通費は出ます。ありがたいことです。
でも——その交通費、駐車場代でほぼ全部消えます。
車で通っているので、停める場所にお金がかかる。結果、支給された交通費はそのまま出ていきます。実質ゼロ。プラスマイナスで、何も残りません。
これ、求人票には書いていません。「交通費支給」の5文字だけを見て、私は勝手に「浮くお金」だと思っていました。
1日800円のガソリン代は、全部自腹
さらに、ガソリン代です。
職場まで、そこそこ距離があります。そのうえ、うちの車は燃費が悪い。ガソリン代は1日で800円ほどかかります。これは全額、自腹です。
働きに行くために、まず自分がお金を払っている。
この感覚が、地味に、でも確実に痛いんです。時給1400円のうち、最初のいくらかは、ガソリンのために働いていることになります。朝、車に乗り込むたびに、少しだけそれを思い出します。
「看護師は稼げる」と言われるたびに感じるモヤモヤの正体は、たぶんこれです。額面と、手元に残るお金と、働くために出ていくお金。その全部を足し引きした景色を、外から見ている人は知りません。
時給そのものの話は40代看護師の給料はいくら?デイサービス時給1400円のリアルに書いています。
合わなければ、選び直せる
じゃあ、この働き方に納得しているのか。
正直に言えば、していません。
お金のこともそうですし、働き方そのものが自分の暮らしに合っているかというと、そうとは言えない部分があります。手取りの数字を眺めながら、「これは私の生活に合っているんだろうか」と考える夜が、何度もありました。
ただ——そう考えられること自体が、資格を取る前にはなかったことなんです。
前の私は、合わない場所でも、そこにいるしかありませんでした。選択肢がなかったからです。今は違います。合わなければ、条件を変えられる。他を探すこともできる。免許があるから、選び直せる。
この安心感は、給与明細のどこにも書かれていません。手取りの額には、絶対に表れない。でも私にとっては、たぶんいちばん大きな「取り分」です。
学費が何年で回収できるのかは看護学校の学費は何年で元が取れる?に計算をまとめました。数字だけ見れば、資格を取ったことは間違っていませんでした。
まとめ:手取りは「引かれた後」と「出ていく分」で決まる
40代看護師の手取りについて、私の現実はこうです。
- 時給1400円、手取りは月十数万円
- 健康保険・年金・雇用保険・所得税・住民税が引かれる
- 交通費は出るが、駐車場代で消える
- ガソリン代1日800円は自腹
きれいな話ではありません。でも、これが本当のところです。
もしあなたが今「看護師になれば楽になれる」と思っているなら、そこは正直に伝えたい。楽にはなりません。 手取りは、思ったより残りません。
それでも私は、資格を取ってよかったと思っています。お金じゃなくて、選べるようになったからです。
手取りが増えたわけじゃない。でも、合わない場所に、そのまま居続けなくてよくなった。
その二つは、別の話なんです。
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