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看護学校の受験に塾は必要か。調べていると、出てくるのは看護予備校のページばかりだと思う。どこにも「行くべき理由」が書いてある。
私は塾に行っていない。正確に言うと、行かなかったのではなく、行けなかった。37歳で受験して、合格した。その立場から書いておく。
「行かなかった」のではなく「行けなかった」
正直に書く。塾のことは、少し考えた。
調べてはみた。でも、やめた。理由はひとつだけだ。お金に余裕がなかった。
看護学校に入れば、学費がかかる。その先に3年間ある。入学してからのお金の計算をすると、受験の前に塾代を払う余裕は、どう考えてもなかった(看護学校のお金、全記録。)。
だから「塾なんて必要ない」と言うつもりはない。行けるなら、行ったほうが早いと思う。私が独学を選んだのは、信念ではなく、財布の事情だった。
そのうえで書く。お金がなくても、受かった。
独学でいちばん困ったのは、勉強法ではなかった
独学と聞くと「勉強のやり方がわからなくて大変そう」と思われる。でも、私がいちばん困ったのはそこではなかった。
そもそも、何を勉強すればいいのかがわからなかった。
試験科目は何なのか。範囲はどこまでなのか。どのレベルの問題が出るのか。それが分からないまま参考書を開いても、手が止まる。
もうひとつ困ったのは、看護学校の受験そのものの情報がなかったことだ。願書はいつ出すのか。説明会には行くべきなのか。社会人はどう扱われるのか。調べても、出てくるのは塾のページばかりだった。
塾にお金を払う人は、実は「勉強を教わる」以上に「情報を買っている」のだと思う。独学でつまずくのは、勉強量ではなく情報の入り口だ。
情報は、学校が持っていた
では、その情報をどこで手に入れたのか。結論から言うと、学校だった。
私は学校説明会に2校参加した。そこで試験科目が数学と国語の2つだけだと分かった。自分では質問できなかったが、ほかの参加者が試験範囲について聞いてくれて、それで把握できた(看護学校の説明会はオンラインだった。)。
そして過去問も、学校からもらえた。説明会で「必要な方はご連絡ください」と案内があったので、あとから連絡して送ってもらった。
過去問は、言えば手に入る。これを知らないまま、独学は無理だと諦める人がいるとしたら、もったいないと思う。
塾に払うはずだったお金の代わりに私が使ったのは、「学校に直接聞く」という手間だった。手間は無料だ。
実際に使ったもの。それだけで足りた
使ったものを全部書いておく。
- 市販の数学の問題集(1冊)
- 学校から取り寄せた過去問
- YouTube(中学1年生の数学からやり直した)
これだけだ。問題集は3周した。2周目は間違えた問題だけ、3周目はさらに間違えた問題だけに絞った。繰り返すうちに、苦手な部分が減っていった。
期間は試験の約6か月前から。働きながら、子育てをしながらだった(看護学校の受験勉強、いつから始めた?/社会人の看護学校受験、勉強法はこれだった。)。
当日の手応えは、正直そこまでなかった。計算問題は解けたが、応用問題には自信がなかった。それでも受かった。専門学校の入試は、突出した学力よりも「基礎がわかっているか」を見るレベルだと感じた。
塾に行ったほうがいい人、行かなくてもいい人
公平に書く。
行ったほうがいいと思う人
- お金に余裕がある(これがいちばん大きい)
- 小論文や面接がある学校を受ける(対策の相手がいたほうがいい)
- ひとりだと続かない自覚がある
独学でもいけると思う人
- 試験科目が少ない学校を受ける(私は2科目だった)
- 学校に自分から連絡できる(過去問も範囲も、聞けば教えてくれる)
- 3周やり直す根気がある
ひとつだけ言えるのは、「お金がないから受験できない」は違うということだ。塾代は受験の必要経費ではない。私は払っていない。
まとめ:看護学校の受験に塾は必要か
- 私は塾に行っていない。行けなかった。お金の余裕がなかったから
- 独学でつまずくのは勉強法ではなく情報の入り口
- 情報は学校が持っている。説明会に出れば試験科目が分かる。過去問は言えばもらえる
- 使ったのは問題集1冊・過去問・YouTube。それを6か月
- 行けるなら行ったほうが早い。ただし、行けなくても道はある
塾のページには「独学は不利です」と書いてある。半分は本当だと思う。でも、不利と不可能は違う。
私は不利なまま受けて、受かった。それだけの話だ。
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