※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
今月と来月は、ほとんどの土日が仕事だ。
朝、子どもより早く家を出て、夕方に帰る。休日も同じ。子どもは一人で過ごし、部活に行き、ご飯を食べている。
看護師として働くということは、そういうことだ。最初からわかっていた。でもこの一週間、ずっと退職のことを考えていた。
「仕事さえなければ」が積み重なる
先週、子どもが「〇〇に買い物行きたい」と言った。今週も来週も土日は仕事だったので「再来週なら行けるかな」と答えると、子どもは「まあいいや」と言って部屋に戻っていった。
その「まあいいや」が、刺さった。
部活の送迎も、買い物も、遊びに行く車出しも。「仕事さえなければ、してあげられたのに」という場面が少しずつ積み上がっていく。子どもはもう母親をそこまで必要としていないけれど、それでも、できることがあるのにできない、というストレスは消えない。
退職を考えるたびに、自分に問いかけること
私はこれまで、社会人になってから何度か転職を経験してきた。退職を申し出る前に、必ず自分に問いかけてきたことがある。
「やりがい」「お金」「人間関係」——この三つのうち、一つでも残っているなら、辞めない。
三つが全部崩れたとき、人は本当の意味で「限界」を迎える。逆に一つでも生きていれば、そこに居続ける理由になる。これが私の判断基準だ。
正直に言うと、今は三つとも何もないと感じるくらい気持ちが落ちている
この基準で今の自分を確かめてみようとした。でも正直に言うと、今の私は、その三つのうち何一つも残っていないとさえ思ってしまうほど、気持ちが落ちている。
やりがいは?……今は、よくわからない。
お金は?……必要だ。でもそれだけのために働いているとしたら、とても虚しい。
人間関係は?……悪くはない。でも今は、それを「残っている」と前向きに数える気力もない。
こんなふうに書くと、「じゃあ辞めればいい」と思うかもしれない。でも現実はそう簡単ではない。辞めたら収入が途絶える。子どもの進学のことを考えると、今この状況で看護師を辞める選択は取れない。
頭では分かっている。でも気持ちがついてこない。その状態で今週も働いた。
気持ちが落ちているときほど、基準に戻る
こういうとき、私がやることは一つだ。
感情で判断しない。
「やりがいもお金も人間関係も何もない」と感じているのは、今が疲れているからかもしれない。土日も休めず、子どものことが気になり、体も心も余裕がない状態で判断すると、後悔する決断をしやすい。
だから今は、「辞めるかどうか」を決めない。ただ、一週間やり過ごす。来週また考える。それだけを続けている。
看護師の仕事は体力を消耗する。気力も削られる。でも、疲れているときの「全部嫌だ」と、本当に限界のときの「全部終わりだ」は、違う。今の自分がどちらなのかは、もう少し落ち着いてから考えようと思う。
それでも今日も、職場に行く
子どもに「再来週、買い物行こう」と言い直してカレンダーに書き込んだ。それだけで少し気持ちが軽くなった。
退職は、今すぐ答えを出さなくていい。三つの基準が全部崩れたと感じていても、それが本当にそうなのかどうかは、もう少し見極める時間が必要だ。
今日も職場に行く。それだけだ。

