デイサービス看護師の仕事内容と1日の流れ。「楽」と言われるけど、実際は?

デイサービス看護師の仕事内容と1日の流れを、正直に書く。

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「デイサービス看護師の仕事内容って、実際どんな感じ?」

病棟を辞めたあと、私はデイサービスで働いていた。1日の流れを、正直に書いてみる。

デイサービス看護師の仕事内容と、1日の流れ

朝、出勤して、まずミーティング。

そのあと送迎に出る。利用者さんの家まで車で迎えに行き、帰りはまた一人ずつ家まで送り届ける。意外とこの送迎も、体力と気をつかう仕事のひとつだ。送迎の担当ではない日は、利用者さんを迎える準備や、洗濯などの雑用をしておく。

9時を過ぎると、利用者さんが次々に到着する。来た方から順番に、体温・血圧などのバイタル測定。そのあとトイレに誘導して、順番にお風呂へ案内していく。

浴室の中の介助は、介護士さんが担当。看護師は必要なときだけ浴室に入るけれど、基本は脱衣所で、処置や着替えの介助をしている。

看護師の仕事も、介護の仕事も、両方やる

お風呂が終わると、ここから看護師の出番が増えてくる。

食前の薬、インスリン、血糖測定。それから配膳をして、食事の介助。食後はまた薬を配って、トイレ誘導、口腔ケア、リハビリ、バイタルの再測定。体操やレクリエーションは、介護職の人と日替わりで担当する。

そして夕方、利用者さんを家まで送り届ける。

デイサービスでは、看護師も介護の仕事をしながら、薬もインスリンも処置もやる。介護職の人と協力しながら、一日があっという間に過ぎていく。とにかく、よく動く仕事だ。

いちばん時間を取られたのは、看護師の仕事ではなかった

看護師としての中心は、バイタル測定、入浴のあとの処置、そしてレクリエーションでした。

でも正直に書くと、いちばん時間を取られたのは、看護の仕事ではありませんでした

介護職の人手が足りず、介護の仕事もほとんど自分たちでやっていたからです。移乗も、トイレの介助も、食事の介助も。「看護師だから看護だけ」という分け方は、現実には成り立ちませんでした。

これは、デイサービスを考えている人に先に知っておいてほしいところです。求人票には「看護業務」と書いてあっても、実際は介護の手が足りなければそちらに入ります。体力は確実に使います。

ただ、それが嫌だったかというと、そうでもありませんでした。介護職の人と一緒に動いていると、利用者さんのことがよく見えます。体調の変化に気づけるのは、そばで動いているからでもあると思っています。

看護師の人数は少ない。だから判断は、自分でする

デイサービスは、病棟とちがって看護師の人数が少ない職場です。日によっては、看護師が自分ひとりということもあります。

そこに介護職の人や機能訓練の担当が加わって、みんなで一日を回していく。病棟のように医療がメインの場所ではないけれど、薬の管理や急な体調の変化に気づくのは、やっぱり看護師の役割。「いてくれてよかった」と思ってもらえる場面も、ちゃんとある。

「デイサービスは楽」は、半分は当たっている

よく言われます。「デイサービスは楽でしょう」と。

半分は当たっています。 病棟のように急変が続く場所ではありません。命が急に動く場面が少ないというのは、精神的に、本当に楽でした。病棟にいたときの、あの張りつめた感じはありません。

でも、半分は違います

看護師の人数が少ないので、その場の判断を、全部自分でしなければならないからです。「これは受診したほうがいいのか」「様子を見ていいのか」。相談できる看護師がすぐそばにいるとはかぎりません。迷っても、決めるのは自分でした

だから私の実感はこうです。体は楽じゃない。心は楽。でも、責任は重い。

「楽そうだから」という理由だけで選ぶと、この責任の部分でつまずくかもしれません。逆に、張りつめた現場から離れたい人には、合っていると思います。私はそうでした。

利用者さんの「楽しかった」が、やりがい

正直、楽な仕事ではない。よく動くし、覚えることも多い。

それでも、帰り際に利用者さんから「今日は楽しかった」と言ってもらえると、今日もやってよかったな、と思える。

派手なことは、何もない。でも、その小さな一言が、毎日少しずつ積み重なっていく。誰かの一日を、ほんの少しでも明るくできたのかな、と思える瞬間だ。

看護師の資格があってよかったと思うのは、こういうときだ。病棟だけが看護師の働く場所じゃない。夜勤のない働き方も、自分のペースに合った場所も、資格があれば選べる。その安心感が、今の私の支えになっている。

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