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看護師と子育ての両立は、きつい。これは本音だ。
私は中学生と小学生の子供を育てながら看護師として働いている。病棟に就職して2ヶ月で退職した。「両立できない」と悟ったから。今はデイサービスに転職して、なんとか続けているけれど、それでも「このままでいいのか」と毎日思っている。
きれいごとなしで、正直に書く。
看護師と子育ての両立がきつい理由
一番しんどいのは、毎日「何時に帰れるか」がわからないこと。
残業になるかどうかは、その日の患者さんの状態次第。連絡できないまま遅くなることもある。子供たちはその間、家で待っている。
帰りが読めない日は、PayPayでコンビニのお金を送って、先に食べて待っててもらった。塾に行く前のご飯を、そうやってすませた日もある。もう一人で留守番できる年齢だから、できたことではある。でも、それが当たり前になっていくことが、じわじわとつらかった。
病棟は2ヶ月で辞めた
就職した病棟は、残業が多かった。実家は遠い。
この2か月は、夫に食事の準備と子供のことをお願いしていた。ちょうど夫が日中も家にいる時期と重なっていたからだ。
それでも、回らなかった。
「子育てとの両立は、一人では無理だ」——そう気づいたのは就職して2ヶ月も経たないころだった。資格を取るのに3年かかったのに、働き始めてすぐ退職することになるとは思っていなかった。
でも、続けることより辞めることを選んだ。後悔はしていない。
夫が家にいた2か月ですら、両立できなかった
ここは、はっきり書いておきたい。
私が病棟にいた2か月は、家庭の条件としては、いちばん恵まれていた時期だった。
夫が日中も家にいた。食事の準備も、子供のことも、お願いできた。「夫が仕事でいないから回らない」という状況では、まったくなかった。
それでも、辞めた。
だから私は、両立できなかった理由を「支えてくれる人がいなかったから」だとは思っていない。支えてくれる人がいても、帰る時間が読めない働き方は、家庭の側から見ると成り立たなかった。
誰かが家にいることと、母親が何時に帰るか分かることは、別の話だった。子供が待っているのは「誰か」ではなく「今日は何時に帰ってくるか」のほうだ。
そして、この体制は長くは続かないものでもあった。夫が回復すれば、当然また仕事に戻る。いちばん恵まれた条件でも回らないものを、条件が戻ってから続けられるとは思えなかった。
もし今、「もっと工夫すれば両立できるのでは」と自分を責めている人がいたら、これだけは言いたい。工夫の問題ではないことがある。(家族の協力をどう組み立てたかは、こちらにも書いた)
デイサービスなら両立できる、でも別のしんどさがある
病棟のあとは、デイサービスで働いた。病棟よりずっと両立しやすかった。残業はほぼないし、夜勤もない。帰る時間が読める。
ただ、土日祝が仕事になることが多い。子供たちが休みの日に、私は仕事に行く。運動会も参観日も、調整が必要なことがある。
「子供との時間が取れていない」という感覚は、デイサービスに移ってからも消えなかった。
他人の世話をしながら、自分の子の世話がおろそかになる矛盾
看護師の仕事は、人の世話をする仕事だ。患者さんのために、丁寧に関わる。それ自体は嫌いじゃない。
でも、帰ってきたら自分の子供のことを後回しにしている自分がいる。疲れていて、ご飯を作る気力がない日もある。「ちゃんと話を聞いてあげられているか」と思うと、モヤモヤする。
他人の患者さんの世話はできるのに、自分の子の世話がおろそかになっている——この矛盾が、ずっと頭に引っかかっている。
看護師を辞めることを考えている
正直に言う。今、看護師を辞めることを考えている。
看護の仕事が嫌いなわけじゃない。でも、「子供を優先できないなら続けられない」という気持ちがある。子供が小さい今、そばにいることの方が大事だと感じている。
看護師という資格は消えない。子供が大きくなったら、また戻ることもできる。今は子供と過ごす時間を選びたい——そう思い始めている。
子育て中の看護師、両立のためにやってよかったこと
- 病棟からデイサービスに転職した——残業・夜勤がなくなり、帰る時間が読めるようになった
- 頼める人がいる時期は、遠慮せず頼んだ——ずっと頼れるとは限らない。頼めるうちに頼む
- 子供に正直に話した——「今日は遅くなるかもしれない」と朝に伝えるようにした
- 完璧にやろうとするのをやめた——毎日手料理じゃなくていい。コンビニでいい日があっていい
まとめ:看護師と子育ての両立がきつくて当然
看護師と子育ての両立がきつい、と感じているあなたは、正常だと思う。きつくない方がおかしい。
病棟を離れることは負けじゃない。看護師の働き方は一つじゃない。デイサービス、外来、健診——子育て中でも続けやすい選択肢はある。
それでも限界なら、辞める選択も正しい。資格はなくならない。また戻れる。
デイサービスへの転職については病棟をやめて、デイサービス看護師になった。にも書いている。40代から看護師を目指した体験は40代から看護師になるには?もあわせて読んでほしい。
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