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看護実習はきつい。これは、40代・社会人から看護学校に入った私が、心の底から実感したことです。今まさに実習で「もう逃げたい」と思っているあなたへ。当時の私のリアルを、綺麗事なしで書いていきます。
看護実習がきつい、いちばんの理由
私にとって実習がきつかった理由は、まず「眠れないこと」でした。
日中は朝から病院。帰ってきてからは、その日の記録、調べ物、そして翌日の看護計画の事前準備。やってもやっても終わらなくて、気づけば夜中。睡眠時間は、どんどん削られていきました。
記録の量、調べ物の量、看護計画の準備——この三つが、毎日のように私にのしかかってきました。「今日のぶんが終わっていないのに、もう明日のぶんが始まる」。まさに自転車操業の毎日。体も頭も、休まる時間がありませんでした。
「指導者が怖い」は、思い込みだったのかもしれない
実習でもうひとつしんどかったのが、指導者(指導してくれる看護師さん)の存在です。
正直に言うと、私は「指導者は怖いものだ」という固定観念で、最初からガチガチに萎縮していました。でも今ふり返ると、実際には怖くない人もたくさんいたんです。中には、優しく丁寧に教えてくれる方もいました。
それなのに、「怖い」という思い込みだけで、私は勝手に自分を追い詰めていました。もちろん、先生によって”あたりハズレ”があるのも事実です。厳しい方もいます。でも、必要以上にビクビクして、精神的にきつくしていたのは、ほかでもない自分自身でもありました。これは、これから実習に行く人に、いちばん伝えたいことかもしれません。
涙が止まらなかった日のこと
実習中、私はよく泣きました。
「これといった大きな理由があって泣いた」というより、情緒が不安定で、ちょっとしたことですぐ涙が出てしまう状態だったんです。周りの人と自分を比べては、また涙。「どうして私だけ、こんなにできないんだろう」と。
今思えば、心も体も限界だったんだと思います。睡眠は足りていない、緊張は続いている。そんな状態で、平常心でいられるほうが難しい。あのとき泣いていた自分を、今はもう、責めたくありません。あれは、頑張っていた証拠だったと思うから。
子どもの存在が、私を救ってくれた
40代・社会人で実習に行くと、若い同級生との「体力の差」「吸収力の差」は、どうしてもあります。それは隠しても仕方がないので、正直に認めます。覚えるスピードも、体力の回復も、若い子にはかないませんでした。
でも、私には逆に、救いがありました。それが、子どもの存在です。
子どもと過ごす時間だけは、実習という現実から離れられたんです。限られた時間の中で、「ちゃんと向き合えていなくてごめんね」という申し訳なさを感じながらも——その子といる時間に、私は何度も救われました。実習のことを忘れられる、私にとって貴重な”避難場所”だったんです。
もっと詳しい体験は、こちらにも書いています。アラフォーから看護師を目指してわかったこと、正直に書く。
これから実習に行くあなたへ
最後に、これから実習に行くあなたへ。
辛い、逃げたい——そう思うのは、当たり前です。この状況を心から楽しめる人のほうが、きっと少数派。だから、そう感じる自分を責めないでください。
私が思うに、看護学生ほど辛い学生生活はありません。本当に、しんどい。でも、だからこそ「なんとかなる」の精神で、乗り越えてほしいんです。
これを乗り越えたら、その経験は必ず人生の糧になります。そして「あの実習を乗り越えた」という事実そのものが、これからの人生で、揺るがない自信になります。ひとつの成功体験として、ずっとあなたを支えてくれるはずです。
私も、泣きながら、なんとか乗り越えました。だから、大丈夫。あなたも、きっと大丈夫です。
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