アラフォーから看護師を目指してわかったこと、正直に書く。

アラフォーから看護師を目指してわかったこと、正直に書く。

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アラフォーから看護師を目指した。
やってみてわかったことが、いくつかある。
正直に書く。いいことも、大変だったことも。

年齢的なハンデは確かにあった

37歳で看護学校に入学した。クラスメートの多くは20代だった。体力的に、記憶力的に、若い人との差を感じる場面はあった。

夜遅くまで勉強していると、翌朝の疲れが抜けない。テストの内容を暗記するのに、若い頃より時間がかかる。「年齢的なハンデはゼロじゃない」というのは、正直に認めなければならない。

でも、アラフォーだからこその強みもあった

社会経験があるぶん、患者さんとのコミュニケーションがしやすかった。相手の気持ちを汲む経験値が、20代の頃と違う。職場での人間関係も、若い頃より要領よく対応できた。

「なんのために看護師になるのか」が明確だったことも大きかった。自立のために、家族のために、という目的意識が、しんどいときの踏ん張りにつながった。

対応はできた。でも、消耗した

ただ、この「要領よく対応できた」という話には、続きがあります。

人間関係は、やはり重かった。私にとっては、ここがいちばん重かったところです。

社会経験があるぶん、相手に合わせることはできました。言い方を選ぶ。間を置く。深追いしない。20代の頃よりは、ずっとうまくやれたと思います。

それでも、精神的な疲れはすごかった。

今ふり返って思うのは、対応できることと、平気でいられることは別だということです。社会経験で減ったのは、失敗の数のほうでした。消耗のほうは、まったく減りませんでした。

しかも、うまく対応できてしまうと、周りからは平気に見えます。困っている人に見えないので、誰も心配してくれません。だから、しんどさは全部、自分の中にたまっていきます。

これから40代で現場に入る人に、ここだけは先に言っておきたいです。「うまくやれている」は「大丈夫」ではありません。対応できているかどうかではなく、家に帰ったあとに何もできなくなっていないかで、自分を見てください。

結論:アラフォーから看護師を目指すのは、遅くなかった

アラフォーからでも看護師になれた。国家試験に合格し、今も現場で働いている。結果だけ見れば、遅くはなかった。

ただし、「楽ではなかった」とも正直に言う。大変だった。しんどかった。でも、やってみてよかった。それが一番正直な答えだ。

アラフォーから資格を目指している方へ。
大変なことはあります。でも、できないことはありません。

きれいごとじゃなく、しんどかったこと

体力的にしんどかった。それは想定内だった。でも精神的にしんどかったのは、想定以上だった。若い同級生との感覚のズレ。家族に申し訳ない気持ち。「こんなことして意味があるのか」という迷い。それが交互に来た。実習中に泣いたことがある。指導の看護師さんに厳しく言われて、帰り道の車の中で泣いた。看護学校に入ったことをあの瞬間だけ後悔した。でも翌日には気持ちを切り替えて、また実習に行った。

体は慣れなかった。慣れたのは、仕事の量のほうだった

「最初がいちばんきつくて、続けていれば体が慣れる」。そう言われることがあります。私も、そう思っていました。

でも、私の場合は違いました。体は慣れませんでした。

理由ははっきりしています。慣れてくると、その分だけ任される仕事が増えるからです。できることが増えれば、増えた分をやることになる。だから、体力の使い方は減りません。

「3ヶ月を越えたら楽になる」と書いてあるものもあります。けれど私は、そうは言えません。楽になったのではなく、できることが増えて、同じだけ疲れているというのが正直なところです。

だから体力の対策は、「慣れるまで我慢する」ではなく、ずっと続く前提で組んでおくほうがいいと思います。私がやったのは、寝る時間を先に決めてしまうことでした。終わっていなくても、そこで区切る。慣れるのを待っていると、いつまでも来ません。

後悔はしていない、それだけは本当のこと

しんどかったことを正直に書いたけど、後悔はしていない。これも本当のことだ。看護師になってよかった。免許が手元にある安心感は、何にも変えられない。アラフォーから目指すのは、無謀じゃない。しんどいけど、できる。その両方が本当のことだ。これから目指そうとしている人に、きれいごとじゃなくそれを伝えたかった。

これからアラフォーで看護師を目指す人へ

アラフォーで看護師を目指すことを考えている人に、いくつか伝えたいことがある。まず、体力は想定より必要だ。そして上に書いたとおり、続けていれば慣れる、という種類のものではなかった。体力は「あとからついてくるもの」ではなく、最初から予定に入れておくものだと思う。

次に、年齢のことは思ったほど問題にならない。「アラフォーは遅い」と言う人もいるけど、実際に入学して働いてみると、年齢よりも「続けられるかどうか」の方が大事だった。モチベーションと体力管理ができれば、年齢は関係ない。

そして、きれいごとだけじゃない動機でいい。お金のため、自立のため、生き残るため。それで十分だ。現場に立てば、その動機は少しずつ変わっていく。最初の動機がなんであれ、続けることで意味が生まれる。アラフォーから始めることは、無謀じゃない。しんどいけど、できる。それだけは確かだ。

アラフォーで看護師を目指した私が、今もその仕事を続けている。しんどかったけど、よかった。後悔はない。これから目指す人へ、その一言を届けたくて書いている。きれいごとじゃなく、しんどいけどできる。それが本当のことだ。

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