潜在看護師の復職が怖い。私が想像しても、正直こわい4つのこと。

潜在看護師の復職が怖い

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潜在看護師の復職が怖い——そう感じて、一歩が踏み出せない人は多いと思います。私は資格を取ってすぐ働き始めたので、ブランクからの復職そのものは経験していません。でも、もし数年間、現場を離れてから戻るとしたら…と想像すると、正直、こわいと思うことがいくつもあります。今日はその「こわさ」の正体を、同じ資格を持つ一人として、正直に書いてみます。

潜在看護師とは

潜在看護師とは、看護師の資格を持っているのに、看護師として働いていない人のことです。全国に70万人以上いるとも言われています。それだけの人が、資格を「使っていない」。でも私は、その人たちを「もったいない」とは思いません。むしろ、戻りたくても戻れない、そのこわさのほうが、よく分かる気がするのです。

潜在看護師の復職が怖い、4つの理由

まず、私自身が「もし戻るなら」と想像したときに感じる、こわさを正直に並べてみます。あなたが今、感じているものと、重なるでしょうか。

①医療は、日々変わっている

医療の世界は、本当に進みが速いです。使う薬も、機械も、やり方も、数年でどんどん新しくなります。電子カルテひとつとっても、システムは更新され続けています。現場を離れている間に、自分の知っていることが「古いもの」になってしまう。戻ったとき、みんなが当たり前に使っている新しいものを、自分だけ知らない。それを想像すると、こわいです。

②休職の間に、たくさん忘れてしまう

人の記憶は、使わないと薄れていきます。あれだけ必死に覚えた手技も、知識も、数年離れたら、きっとたくさん忘れている。頭で分かっていても、いざという場面で体が動くか。緊張する場面ほど、離れていた時間が響きます。戻ってすぐ、前と同じように動ける自信は、正直ありません。勘が戻るまでには、それなりの時間がかかると思います。

③勘が戻るまでの間にも、急変は起きるかもしれない

一番こわいのは、これです。勘が戻るまで、患者さんが待ってくれるわけではありません。自分がまだ本調子でない、その間にも、急変は起きるかもしれない。看護師の仕事は、人の命に直結しています。「まだ慣れていないので」は、患者さんには通用しない。そのプレッシャーを想像すると、足がすくみます。

④看護師の「女性の世界」の人間関係

そして、これも正直に。看護師の職場は、女性が多い世界です。人間関係の難しさは、どの現場にもあります。ブランクのある自分が、新しい職場に入っていって、その輪の中でやっていけるだろうか。仕事そのものより、この不安のほうが大きい、という人も少なくないと思います。私も、ここは正直、こわいです。

怖くて当たり前。でも「戻り方」は選べる

潜在看護師の復職が怖いという気持ちは、ここまで挙げた4つが重なって生まれるのだと思います。ここまで正直に書きましたが、伝えたいのは「だから戻るな」ではありません。こわいのは、当たり前です。命を預かる仕事に真剣だからこそ、こわい。むしろ、こわいと思える人のほうが、私は信頼できると思っています。

そして、戻り方は一つではありません。いきなり急性期の病棟に戻らなくてもいい。私はデイサービスで働いてきましたが、病棟のように分刻みで急変が続く現場ではありません。こういう、比較的ゆっくりした場所から、少しずつ勘を取り戻していく道もあります。各地のナースセンターや看護協会で、復職支援の研修をやっていると聞きます。詳しくは、お住まいの地域で調べてみてください。

「資格があるのに、もったいない」とは思わない

資格を取る前の私は、「資格があるのに働かないなんて、もったいない」と思っていました。でも今は、まったくそう思いません。世の中には、たくさんの仕事があります。しんどい思いをしてまで、看護師を続けなければいけない理由はない。

看護師は、毎日120%で働く仕事です。心も体も疲れきって、潰れてしまうこともある。それを「もったいないから」の一言で、無理に続けろとは、私には言えません。働いていない時間にも、あなたは家族を支え、生活を回している。その時間は、決して「もったいない」ものではありません。

これから復職を考えるあなたへ

潜在看護師の復職が怖いのは、あなたが弱いからではありません。真剣だからです。焦らなくていい。戻れる場所と、戻れるタイミングは、人それぞれです。もし迷っているなら、いきなり大きな一歩でなく、小さな一歩から。40代の看護師転職の話も、よかったら読んでみてください。同じ資格を持つ一人として、あなたの背中を、そっと押せたらうれしいです。

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