※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
看護学校に入る前、ずっと気になっていたことがある。
「10代・20代の若い子たちの中に、30代後半の自分が一人で混ざるのか」と。
それが怖かった。浮くんじゃないかと思っていた。
しかも私は人見知りだ。姉御肌とは程遠い性格をしている。グイグイ話しかけて場を和ませるタイプではない。そんな自分が、若い子たちの中で馴染めるのか、ずっと不安だった。
実際に入学して驚いたこと
入学してみると、想像と全然違った。
私が通ったのは専門学校だった。クラスの約4割が社会人経験者だった。子供がいる学生も数人いた。前職が介護士、事務職、主婦、さまざまな人がいた。
とはいえ、やはり20代が多数派だった。そして実習のグループ分けでは、若い子たちの中に一人私が混ざる、ということがほとんどだった。
これは正直、最初はしんどかった。みんなが自然に話しているのを横で見ながら、どのタイミングで入ればいいのかわからないこともあった。
人見知りの私が馴染めた理由
それでも、馴染めた。
理由は単純で、一緒に乗り越えるしかない環境だったからだと思う。実習は班行動だ。記録を一緒に書く。わからないことを教え合う。
「この手順、どうやった?」「先生にこう言われたんだけど意味わかる?」そういう会話から、自然と距離が縮まっていった。
無理して明るく振る舞わなくてよかった。私は私のペースで、少しずつ関係を作っていけた。
年齢差より、共通の目標の方が強かった
実習をともにすると、年齢差はあまり気にならなくなった。
みんな同じように緊張して、同じように失敗して、同じように先生に怒られている。そういう場面を共有すると、年齢よりも「同じ立場の仲間」という感覚の方が強くなる。
共通の目標があれば、人見知りでも自然とつながれる。それが3年間で実感したことだ。
不安なまま飛び込んでよかった
「人見知りだから馴染めないかも」「若い子の中で浮くんじゃないか」という不安は、入学前からずっとあった。
でも実際は、不安なまま飛び込んで、その場その場でなんとかなった。
同じ不安を持っている人に伝えたい。姉御肌でなくていい。グイグイいかなくていい。共通の目標があれば、自然とつながれる場所が看護学校にはある。
「浮くんじゃないか」という不安の正体
入学前は、若い子の中に混ざることが一番の不安だった。話が合わない。ノリについていけない。「おばさん」と思われる。そういうことを漠然と心配していた。でも実際に入ってみたら、クラスの雰囲気は想像と違った。みんなそれぞれ、事情があって来ていた。若い子も、家族の介護があるとか、一度別の仕事を辞めてきたとか、いろんな背景を持っていた。「普通の学生」みたいな人の方が少なかったかもしれない。
社会人経験者が4割いた現実
クラスの約4割が社会人経験者だった。30代が数人、40代が私を含めて数人いた。その存在が、どれだけ心強かったか。「自分だけじゃない」という安心感は、勉強の孤独感を和らげてくれた。社会人経験者同士は、自然と話しやすかった。生活の苦労、子育てのこと、仕事を辞めてきた理由。共通の話題があった。あの仲間がいなかったら、3年間もっとしんどかったと思う。
年齢は、思ったほどハンデじゃなかった
年齢のことで嫌な思いをしたことは、ほとんどなかった。先生たちも、年齢で差をつけることはなかった。むしろ社会経験を「強み」として扱ってくれる場面があった。アラフォーで看護学校に入ることを迷っている人がいたら、「年齢は思ったほど問題じゃない」と伝えたい。不安があるのはわかる。私もそうだった。でも入ってみたら、居場所はあった。仲間もいた。年齢を理由に諦めるのは、もったいないと思う。
看護学校に「アラフォーで入るのは遅い」と思っていた自分に、今なら言える。全然遅くない。入ってみたら仲間がいた。年齢より大事なことがあった。不安は入る前が一番大きかった。入った後は、前に進むだけだった。これから迷っている人の背中を、少しでも押せたらいいと思って書いている。
クラスメートの4割が社会人経験者だとわかってから、少し気が楽になった。20代の子たちも、最初から完璧なわけではない。むしろ社会人経験があるぶん、コミュニケーションや時間管理は得意なことも多かった。年齢のことを気にしていたのは自分だけで、周りはそれほど気にしていなかった。入学してしまえば、みんな同じスタートラインに立つ。最初の不安は正直だったけれど、それで踏み出せたからよかったと今は思う。
📌 あわせて読みたい

