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看護師の退職の伝え方で、私がいちばん迷ったのは「いつ言うか」でした。
辞めると決めたのは、実はもっと前です。でも、そこから実際に口に出すまでに、ずいぶん時間がかかりました。「辞めたい」と思った段階の話は40代で看護師を辞めたいと思ったとき。私は2ヶ月で病棟を辞めた。に書きました。
今日は、辞めると決めてから実際に辞めるまでに、私がしたことを書きます。
看護師の退職の伝え方で迷ったのは、内容ではなく「いつ言うか」だった
何を言うかは、もう決まっていました。
手取りが見合わないこと。土日や祝日にも仕事が入ること。家のことと、どうしても噛み合わなかったこと。
理由は自分の中ではっきりしていました。
決まっていなかったのは、いつ、どこで、誰に言うか。それだけでした。
業務中に、タイミングは来なかった
現場は、いつも動いています。
利用者さんがいて、記録があって、電話が鳴って、次の予定がある。
「今なら大丈夫かな」と思う時間が、来ませんでした。
話しかけようとして、やめた日が何度かあります。今じゃない、と自分で判断して、そのまま一日が終わる。それを繰り返しました。
忙しい人に、忙しくない瞬間はないんだと思います。
結局、休みの日に電話をかけた
言えないまま日が過ぎていくのが、いちばんしんどかったです。
だから、休みの日に電話をかけました。
面と向かって言うのが筋だ、という気持ちはありました。電話で済ませるのは失礼かもしれない、とも思いました。
でも、その筋を通そうとした結果が「言えないまま」でした。
私にとっては、電話が、やっと言えた方法でした。
言えないまま持ち歩いている時間は、思っているより体力を使います。
現場にいる間ずっと、頭の片隅に「今日言えるだろうか」がありました。仕事をしていても、それが消えません。
辞めることそのものより、辞めると言えていない状態のほうが、しんどかったです。
「もう一度考え直して」と言われた
引き止めは、この一言でした。
強く止められたわけではありません。責められたわけでもありません。
ただ、その一言のあと、私は少し黙ってしまいました。
決めていたはずなのに、決めたことをもう一度説明するのは、思っていたよりも力がいることでした。
伝えてから実際に辞めるまで、2か月弱あった
言えばすぐ終わる、というものではありませんでした。
伝えてから最後の日まで、2か月弱あります。
私はこの期間を、ただ待つ時間だと思っていました。手続きが終わるのを待って、日が過ぎるのを待つ時間だと。
でも、実際は違いました。
有給は「消化したい」と、自分から言った
有給は、自分から「消化したいです」と言いました。
言わなかったらどうなっていたかは、分かりません。向こうから提案してもらえたかもしれないし、そうでなかったかもしれない。
言った結果、残っていた分は取れました。
これは、こちらから言わなければ動かなかったことのひとつです。
離職票も、こちらから連絡した
最後は離職票です。
失業手当の手続きには、これがないと始まりません。待っていましたが、なかなか届きませんでした。
不安になって、こちらから連絡しました。
そうしたら、連絡した時点で、もう発送されていました。
向こうも動いていたんです。ただ、私が連絡するまで、それは分かりませんでした。離職票を出したあと、実際にお金が入るまでの話は看護師の退職と失業手当。最初のお金が入るまで2か月半かかった。にまとめています。
2か月弱は、待つ時間ではなく、自分から言う時間だった
振り返ってみると、辞めると決めてから実際に辞めるまでにしたことは、結局「言う」ことばかりでした。
辞めますと言う。有給を消化したいと言う。離職票はどうなっていますかと聞く。
どれも、こちらが黙っていたら、そのまま過ぎていたかもしれないことです。
もし、これから辞めるかもしれない人が読んでいたら、私が先に知っておきたかったことを3つだけ書いておきます。
ひとつめ。言うタイミングは、待っていても来ません。 現場が落ち着く日を待っていると、たぶんずっと来ません。
ふたつめ。有給は、自分から言っていい。 私は「消化したいです」と言いました。言ってから考えるより、言ってから決まることのほうが多かったです。
みっつめ。離職票は、届かなければ聞いていい。 聞いたら、もう発送されていました。聞かなければ、それも分からないままでした。
看護師の退職の伝え方に、正解があるのかは分かりません。私は休日に電話をかけました。それが正しかったかどうかも分かりません。
ただ、言いにくいことを言えないまま持っている時間は、いちばん減らしていい時間だと思います。
休みの日の電話でもいい。先に言ってしまったほうが、そのあとが動きます。
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