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看護学校はどこを選んだか。そう聞かれると、いつも少し困ります。
私は、選んでいないからです。
候補は、最初から1校だけでした。37歳のときの話です。
看護学校はどこを選んだか。私は、選んでいません
働きながら、子ども2人を育てながらの受験でした。
その条件で通える学校は、1つしかありませんでした。
「どこにしようか」と迷った記憶がありません。迷う場面が、そもそも無かったからです。
だからこの記事は、学校の選び方をお教えするものではありません。選べなかった人間が、どうやって1校に行き着いたかの話です。
通学時間が、すべてを決めました
決め手は通学時間でした。
学費も、試験科目も、まったく見なかったわけではありません。
ただ、先に通学時間で絞られてしまいました。
3年間、毎日通います。そのあいだも、家のことは回さなければいけません。
朝に送り出して、学校へ行って、帰って、また家のことをする。
この往復が成り立つかどうか。それが最初の条件でした。
成り立つ学校が、1つでした。
当時の私は37歳でした。3年間のあいだに、子どもたちも大きくなります。
今年は間に合っても、来年はどうか。学年が上がれば、学校の行事も、帰ってくる時間も変わります。
そこまで考えると、通学時間は短いほど安全でした。
学校名や、通学にかかった時間そのものは書きません。学校が特定されてしまうからです。
学校を調べるのに使ったのは、4つだけです
- 学校のホームページ
- 取り寄せたパンフレット
- 説明会
- 看護学校のまとめサイト
この4つです。特別なことはしていません。
まとめサイトで全体を眺めて、気になった学校のホームページを見て、パンフレットを取り寄せる。だいたいその流れでした。
ホームページとパンフレットで分かったのは、試験の科目、学費、願書の締め切りと試験の日程です。数字と日付は、だいたい書いてあります。
私が受けた学校の試験は2科目でした。それも、調べて知りました。
反対に分からなかったのは、学校の雰囲気です。どんな人が通っているのか。社会人がどれくらいいるのか。そこは文字では出てきませんでした。
ただ、いちばん役に立ったのは説明会でした。ホームページとパンフレットだけでは分からないことがあったからです(看護学校の説明会はオンラインだった。行ってよかったこと、わからなかったこと。)。
「学校の選び方」を読んでも、私は選べませんでした
受験を考え始めたころ、学校の選び方を書いた記事をいくつも読みました。
- 国公立か、私立か
- 3年制か、4年制か
- 実習先はどこか
- 国家試験の合格率はどうか
どれも、もっともなことが書いてありました。
でも、私には使えませんでした。
先に条件が決まっていると、選ぶ余地がないからです。
「合格率の高い学校を選びましょう」と書いてあっても、そこに通えなければ意味がありません。
選び方の記事は、複数の選択肢がある人のために書かれています。私はその前提から外れていました。
それでも、調べたことは無駄になりませんでした
1校しか選べないのなら、調べなくてもいいのでは、と思われるかもしれません。
そうではありませんでした。
調べたから、その学校がどんなところかを知ったうえで受けられました。
試験の科目も、学費がいくらかかるかも、願書に何が要るかも、先に分かりました(看護学校の願書、卒業証明書と戸籍でつまずいた。社会人の受験で本当に大変だったこと。)。
もし何も調べずに受けていたら、願書の締め切りに気づかなかったかもしれません。
選ぶために調べるのではなく、決まっているところを知るために調べる。私の場合は、そういう調べ方でした。
よくある質問
Q. 1校だけで、不安ではありませんでしたか
不安はありませんでした。落ちたら別の道を探すつもりでいたからです。そのあたりは看護学校の併願はしなかった。1校だけ受けて、落ちたら別の道でいいと思っていた。に書きました。
Q. 学校はいつごろから調べ始めればいいですか
私は、受験しようと決めてすぐに調べ始めました。ただ、説明会の時期は学校によって違います。気になる学校のホームページで、早めに確認してください。
Q. 通える学校が1つもなかったら、どうすればいいですか
私はその状況になっていないので、正直わかりません。ただ、私の場合は「通えるかどうか」を先に見たことで、その先の3年間が続けられました。条件から先に考えるやり方は、間違っていなかったと思っています。
私は学校を選んだのではなく、そこしかありませんでした。
それでも3年間通えたのは、その学校だったからです。
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