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1年目の途中で、転職した。
正直に書く。
病棟が、合わなかった
40代で看護師免許を取って、最初の職場は急性期病棟だった。
夜勤あり、急変あり、多重業務あり。
20代の先輩たちと同じスピードで動くことを求められた。
頭ではわかっていた。年齢的にしんどいだろう、と。
でも実際に働いてみると、想像以上だった。
夜勤明けに、駐車場で泣いた。
泣いてから、また次の夜勤のために眠った。
子どもが体調を崩しても、夜勤のシフトは変わらない。
看護師になるために3年間頑張ってきたのに、看護師を続けられないかもしれないと感じたのは、転職して3ヶ月目のことだった。
なぜデイサービスを選んだか
「夜勤のない仕事に変わりたい」
それだけを考えて、求人を探した。
クリニック、健診センター、訪問看護、デイサービス。いくつか見ていく中で、デイサービスの求人が目に入った。
日勤のみ。土日休み。残業少なめ。
給与は病棟より下がる。夜勤手当がなくなるのだから、当然だ。
それでも、体と気持ちが続く場所を選びたかった。
看護師を辞めるよりも、環境を変える方がいいと思った。
デイサービスの仕事、実際のところ
利用者さんは、毎日顔なじみの方が多い。
「おはよう」と言うと、「おはよう」と返ってくる。
名前を覚えてもらえる。「今日も来たね」と笑ってもらえる。
病棟にいたころは、ベッドの回転を意識しながら動いていた。ここでは違う。
処置は少ない。急変もほとんどない。
最初は「看護師の仕事をしている感じがしない」と思っていた。
でも続けていくうちに、これも看護だと思えるようになった。
バイタルを測る。いつもと違う様子に気づく。家族に報告する。
その積み重ねが、利用者さんの毎日を支えている。
給与は下がった。後悔はしていない
手取りは、病棟のころより下がった。夜勤手当がなくなった分は大きい。
でも、睡眠がとれるようになった。
夕飯を子どもと食べられるようになった。
参観日に行けるようになった。
夜中に起こされて、頭が働かない状態で判断しなくてよくなった。
お金と引き換えに手に入れたものは、確かにあると思っている。
転職を考えている人へ
40代での転職は、怖かった。
「また一から慣れなければいけない」「年下の先輩に教えてもらうのか」という気持ちもあった。
それでも動いたのは、今の場所で消耗し続けることが正解だとは思えなかったから。
看護師の資格があれば、働ける場所はたくさんある。
病棟だけが、看護師の仕事じゃない。
施設、クリニック、訪問、デイサービス。自分に合う場所は、必ずどこかにある。
転職して、ひとつわかったことがある。
環境が変わると、自分が変わる。


