看護学校の学費は何年で元が取れる?40代で資格を取った私の損益分岐点。

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看護学校の学費は何年で元が取れるのか。資格を取る前の私が、一番気になっていたことです。40代で200万円以上を払う価値はあるのか——実際に3年通って、働いてみた私の「損益分岐点」を、数字を出して正直に書きます。

私が払った看護学校の学費、総額は約275万円

まず、かかったお金の全体像です。

  • 授業料:3年間で約240万円
  • 教科書・参考書・白衣など:約20万円
  • 学校に払う諸経費:年5万円×3年=約15万円
  • 合計:約275万円

ちなみに私が通ったのは3年制の専門学校です。学費は学校によって大きく違い、公立ならもっと安く、私立の大学ならもっとかかります。だからこの数字は「一つの実例」として読んでください。

40代からの挑戦としては、決して軽くない金額です。私も入学前、この数字を見て何度も迷いました。「この歳から払って、回収できるんだろうか」と。

給付金で、授業料の7割が戻ってきた

でも、実際の持ち出しはこの金額ではありませんでした。私は「専門実践教育訓練給付金」という制度を使い、授業料の7割・約170万円が戻ってきたからです。

つまり、実際の自己負担は授業料約70万円+教科書代など約35万円=約100万円ちょっと。半分以下になりました。

申請はハローワークです。看護学校に入る前に雇用保険に入って働いていたことが条件でした。詳しいやり方は別の記事に書いています(記事末尾のリンクからどうぞ)。

この制度、私は入学を考え始めてから知りました。もし知らないまま入学していたら、170万円をまるごと自分で払っていたことになります。「調べたかどうか」だけで、これだけの差がつくんです。

※金額や条件は私が利用した当時のものです。制度は変わることがあるので、最新の内容は必ずハローワークで確認してください。

それどころか、お金をもらいながら勉強していた

さらに私の場合、在学中に「教育訓練支援給付金」という別の制度で、月に約13万円が支給されていました。これが生活費の大部分をカバーしてくれました。

正直な感覚を言うと——入学前は「学費の元が取れるか」と心配していたのに、実際に始まってみると、「お金をもらいながら勉強している」感覚だったんです。

40代で学校に通う一番の不安は、実は学費そのものより「3年間、収入が止まること」だと思います。子供の生活費は待ってくれません。私の場合、この月13万円がその不安を消してくれました。学費の心配と生活費の心配は別物で、両方に使える制度があるんです。

※支給額は失業手当の日額をもとに計算されるので、人によって違います。この制度も条件や内容が変わることがあるため、ハローワークでの確認をおすすめします。

看護学校の学費は何年で元が取れる?私の答え

では本題の損益分岐点です。私の実際の持ち出しは約100万円。今は子供を優先した時短のパート看護師で、手取りは月十数万円です。

単純計算で、働き始めて1年たたずに、持ち出し分は回収できたことになります。病棟でフルタイムで働く人なら、もっと早いはずです。

仮に給付金を一切使わず、275万円をまるごと自分で払ったとしても、看護師としてフルタイムで働けば2〜3年で回収できる計算になります。資格職の強みは、この「回収の確実さ」だと思います。

しかも、在学中にもらった支援金まで含めて考えると、私の場合は「元を取る」どころか、通っている間から家計はプラスに近い状態でした。「看護学校は何年も働かないと元が取れない」というイメージは、給付金を使えば大きく変わります。

お金だけじゃない「元」の話

最後に、数字に出ない「元」の話をさせてください。

私が看護師の資格を取ったのは、たくさん稼ぐためではなく、「一人ででも子供を育てていける力」が欲しかったからです。資格を取った今、たとえ今の職場を辞めても、働き口は必ずあります。この「いつでも働ける」という安心感こそ、私にとっての一番の回収でした。

看護師の給料のリアルな話は、40代看護師の給料はいくら?デイサービス時給1400円のリアル。に正直に書いています。決して「稼げる資格」ではありません。それでも収入がゼロになる怖さからは解放されました。

給料は正直、高くありません。それでも、40代からの3年間と約100万円で「食いっぱぐれない力」が手に入るなら——私は、元は十分に取れたと思っています。

まとめ:看護学校の学費は、思っているより回収が早い

  • 学費の総額は約275万円。ただし給付金で授業料の7割が戻り、実際の持ち出しは約100万円だった
  • 在学中は支援金(月約13万円)で「お金をもらいながら勉強」の感覚だった
  • 持ち出し分は、時短パートでも1年たたずに回収できる計算
  • 一番の「元」は、いつでも働けるという安心感

もしあなたが今、学費を理由に看護学校を諦めかけているなら——申し込む前に、一度ハローワークで「使える制度」を聞いてみてください。私はそこから道が開けました。

制度は年々変わりますが、「使える制度を調べてから入学する」だけで、負担は大きく変わります。これから看護学校を考えている人の、現実的な参考になれば嬉しいです。

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