「看護師になりたいけど、お金がない」
そう思って諦めている人がいるなら、私の話を聞いてほしい。
37歳で看護学校に入学し、40歳で合格した3年間、学費も生活費も貯金をほぼ使っていない。
これは運がよかったわけじゃない。制度を知っていたかどうかの差だ。
学費は教育訓練給付金でほぼ戻ってきた
看護師養成校は「専門実践教育訓練給付金」の対象になっている。
簡単に言うと、払った学費の最大70%がハローワークから支給される制度だ。申請はハローワークで行う。条件はあるが、雇用保険に一定期間加入していれば対象になることが多い。
3年間通い続ければ、支給される金額はかなりの額になる。「学費がかかる」と思っていたが、実際には大部分が返ってきた。
生活費は職業訓練支援金で月13万円もらえた
学費だけじゃない。生活費も支援される制度がある。
私が活用したのは「職業訓練支援金」だ。看護学校在学中、毎月13万円が支給された。
フルタイムで働いていた頃の収入よりは少ない。でも、子供が小さくて短時間パートしかできなかった頃より、ずっと生活は楽だった。貯金を崩すことなく、3年間を乗り切れた。
病院奨学金は1円も使わなかった
在学中、病院の奨学金制度も利用していた。でも、1円も使わなかった。
奨学金を使うと、卒業後にその病院で一定期間働く義務が生じる。私はどの病院で働くか、自分で選びたかった。選択肢を縛られることが怖かった。
だから奨学金は全額、手をつけずに積み立てておいた。卒業後すぐに全額返金した。縛られない自由のために、あえて使わなかった。
まとめ:お金の壁は、制度で越えられる
- 学費 → 教育訓練給付金でほぼ返ってくる
- 生活費 → 職業訓練支援金で月13万円支給
- 病院奨学金 → 使わなくても乗り切れた
「お金がないから無理」と諦める前に、まずハローワークに相談してみてほしい。
知らないままでいるのが、一番もったいない。
制度を使えば、お金の壁は越えられる。