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看護学校の1日は、どんな感じなのか。受験を考えている人が、学費や試験より先に不安になるのは、たぶんここだと思う。「その生活が、ちゃんと回るのか」。
37歳で入学した私の、授業がある普通の日の時間割を書いておく。実習期間はまったく別の生活になるので、それは看護学校の実習と子育て。始発で行って、帰ったら記録。のほうに書いた。
朝は5時半。家事はここで全部終わらせた
起きるのは5時半。
最初にやるのは家事だ。洗濯を回して干す。朝ごはんの用意。子どもを送り出す支度。
主な家事は、全部この時間に寄せていた。
夜にやろうとすると、できない日が出るからだ。疲れて先に寝てしまう日。勉強が長引く日。でも朝は、必ず来る。だから朝に置いた。
「朝は苦手なので無理です」と思う人もいると思う。私も得意ではなかった。ただ、夜に家事を残しておくほうが、結果的にしんどかった。終わっていない洗濯物が頭にある状態で教科書を開いても、頭に入らない。
授業のある日は17時に帰宅。そこから夕飯と勉強
学校が終わって、家に着くのが17時ごろ。
そこからの流れは、だいたい決まっていた。
夕飯を作る → 勉強 → お風呂 → また勉強。
食べたらすぐ机に向かう。途中でお風呂に入って、また戻る。お風呂を間に挟むのは、そうしないと眠くなるからだ。一度立ち上がらないと、そのまま寝てしまう。
特別なことは何もしていない。ただ、順番だけは毎日同じにしていた。今日は何からやろう、と考えるところから始めると、それだけで気力を使う。考えなくても体が動く形にしておかないと、続かない。
平日に、掃除はできなかった
正直に書いておく。平日に掃除はできなかった。
朝は家事と支度で埋まっている。帰ったら夕飯と勉強。どこにも掃除の時間はなかった。
だから掃除は休日にまとめてやった。平日の家の中は、きれいとは言えなかったと思う。
それでいいと思っている。3年間、全部をきちんとやろうとしていたら、たぶん途中で辞めていた。できないことを先に決めたから、続いた(40代で看護学校は無理?3年間で本当にキツかったこと3つ。)。
買い物を、金曜の夜に置いた理由
ここは自分でも、よく考えたと思っている。
1週間分の買い物は、金曜の夜にまとめてやっていた。
1週間分となると、時間がかかる。荷物も重い。ふつうに考えれば、いちばん疲れている金曜の夜には向かない用事だ。
それでも金曜にしたのは、次の日が休みだからだった。
土曜は学校がない。つまり、金曜の夜は勉強しなくていい。だから、時間のかかる用事をそこに置いた。
これが火曜や水曜の夜だと、買い物に使った分だけ勉強が押す。押した分は次の日に取り返すことになるが、次の日も授業がある。平日には、遅れを取り返す余白がない。
言いかえると、週に一度だけ、勉強しない夜があった。金曜の夜だ。
買い物で2時間使っても、その日は誰にも取り返しを迫られない。罪悪感なく時間を使える、唯一の夜だった。その1回があるだけで、月曜からの5日が回った。
もし金曜の夜まで勉強にしていたら、たぶん買い物は「平日のどこか」に押し込むことになっていた。そうすると毎日が少しずつ足りなくなる。足りない日が続くと、人は続けられなくなる。
1日の時間割ではなく、1週間の設計だった
振り返ってみると、私がやっていたのは時間割づくりではなかった。
「疲れてもいい場所」を、1週間の中に決めていた。
- 家事は朝に寄せる(夜に残さない)
- 掃除は休日(平日は諦める)
- 時間のかかる用事は金曜の夜(翌日が休み)
どれも、うまくやるための工夫ではない。崩れないための工夫だ。
看護学校の勉強は、量が多い。テストも課題も続く(看護学校のテストと課題は、どれくらいきつい?)。毎日100点の生活を組んでしまうと、1日崩れただけで全部が崩れる。だから最初から、崩れる前提で置き場所を決めていた。
3年間で身についたのは、勉強のやり方より、こちらだったかもしれない。
まとめ:看護学校の1日は、特別なことをしていない
- 朝5時半に起きる
- 家事は朝に全部寄せる
- 帰宅は17時。夕飯 → 勉強 → お風呂 → 勉強
- 平日に掃除はしない
- 買い物は金曜の夜(翌日が休みだから)
書き出してみると、特別なことは何もしていない。気合いも根性も出てこない。
それでも3年間続いたのは、続く形にしてから始めたからだと思う。
これから受験する人に伝えたいのは、これだ。「頑張れる時間割」ではなく、「崩れても戻ってこられる1週間」を先に考えてほしい。頑張りは続かないが、置き場所は続く。

