※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
「投資」と聞くと株や資産運用を思い浮かべていた。
でも今の私には、もっと先にやるべき投資があると気づいた。
それは、自分自身への投資だ。
お金の投資より先にあるもの
看護学校に入ってから、「投資」という概念が変わった。
株や積立NISAの話は耳にする。実は看護学校に通いながら、NISAも並行して続けていた。貯金は崩していない。それでも当時の私には、自分の稼ぐ力を上げることが先決だと感じていた。
看護師免許が「自分への投資」だった
看護師免許を取ることは、自分への投資だった。時間とお金をかけて、自分の市場価値を上げた。
資格があれば、どこに行っても働ける。それは株より確実なリターンだと思っている。相場に左右されない、自分だけの資産だ。
その投資は、いくらだったのか
「自分への投資」と言うと聞こえはいいけれど、実際には金額があります。ここは数字で書いておきます。
学費・教科書・道具・学校の諸経費を全部合わせて、約275万円でした。
そのうち、専門実践教育訓練給付金で戻ってきたのが約170万円(授業料の約7割)。差額の100万円ほどは、在学中に生活費として支給される教育訓練支援給付金(月13万円前後)の中から、少しずつ埋めました。
結果として、入学から卒業まで、貯金は減らしていません。NISAの積立も、月3万円のまま止めずに続けられました。
ただし、ここは正確に書いておきたいところです。
学費は先に払います。給付金は、あとから戻ってきます。
私は半年ごとに学費を払い、その半年後に一部が戻ってくる、というかたちでした。つまり「先に立て替えるお金」が手元に必要でした。私は貯金から立て替えて、戻ってきたら貯金に返す、というやり方をしています。
制度があっても、この立て替えができないと、入学の手続きそのものが進みません。「自分への投資」は精神論ではなく、金額と、払う順番のある話でした。(制度の詳しい話はこちら)
3年間、私は働いていない
もうひとつ、見落とされやすいことがあります。
学校に通っていた3年間、私は仕事をしていません。
つまり、この投資で出ていったのは275万円だけではないんです。働いていれば入っていたはずの収入も、その3年間はありません。自分への投資というのは、払うお金と、入らなくなるお金の、両方がかかります。
そこを支えてくれたのが、月13万円前後の支援金でした。収入が完全に途切れなかったから、3年間を走り切れたと思っています。もしこれがなかったら、私は途中で働きに出て、学校を続けられなかったかもしれません。
だから「資格を取れば元が取れる」という話をするとき、私は学費だけで計算しないようにしています。通っている間の生活も、投資のうちだからです。(何年で元が取れるかは、こちらで計算しました)
まず自分を整えてから
お金の投資も大事だと思う。でも今の私には、まず自分を整えることが最優先だ。
体を動かせる自分、働ける自分、選択できる自分。そこに投資することが、一番確実な未来への備えだと気づいた。
自分への投資、していますか?
資格でも、健康でも、知識でも。自分を育てることが一番の安定。
あなたの「自分への投資」、教えてください。
「投資」の意味が変わった
投資の話をすると、すぐに株やNISAの話になる。それはそれで大事だと思う。でも私が看護学校に入る前に一番必要だったのは、そういう投資じゃなかった。手に職をつけること、それ自体が一番大きな投資だった。看護師免許は、なくならない。株は下がることもある。でも免許は、取り上げられない限り一生使える。
自分への投資は、後回しにしがちだった
主婦をしていると、自分にお金をかけることに罪悪感がある。でも、自分への投資は家族への投資でもある。私がちゃんと働けるようになることで、家計が安定する。精神的に余裕が生まれる。子供に「お母さんも頑張っている」という背中を見せられる。自分のためにお金と時間を使うことは、わがままじゃないと今は思っている。
小さい投資でもいい
「自分への投資」というと、大きなことをしなきゃいけない気がするけど、そんなことはない。本を一冊読む。ちょっと良いボディクリームを買う。早起きして一人でコーヒーを飲む時間を作る。そういう小さなことも、自分を整える投資だと思うようになった。大きなことがいつでもできるわけじゃない。でも小さいことは、今日からでもできる。
看護師免許は、最強の「自分への投資」だった
看護師になってから、お金のことを前より冷静に考えられるようになった。収入が安定しているから、慌てて何かをしなくていい。毎月決まった額が入ってくることで、焦らずに先のことを考えられる。専業主婦だった頃の、夫の収入だけに依存していたときとは、精神的に全然違う。
NISAで少額でも積立を続けられているのも、収入があるからだ。自分への投資が、お金の投資をする余裕を生んだ。投資の順番として、まず自分への投資が先だったと、今は確信している。株や不動産を学ぶ前に、自分が稼げる状態を作る。それが、お金の話の本当の入口だった。
これから何かを始めようとしている人に、ひとつだけ伝えるとしたら、「まず自分に投資して」と言いたい。資格でも、スキルでも、経験でも。自分が動けるようになることが、すべての土台だ。私の場合はそれが看護師免許だった。あなたにとって何かは、自分で決めるしかないけれど。
「自分への投資」という言葉が、今は好きだ。以前は自己投資というと、セミナーや高額な講座のイメージがあって、自分には縁遠いものだと思っていた。でも看護師免許を取った経験から、自己投資の本質が変わった。時間をかけて、体を使って、自分の価値を高めること。それが本当の自己投資だ。
これからも自分への投資を続けていきたい。資格だけじゃなく、健康への投資、知識への投資、経験への投資。自分という器を大きくすることが、人生を豊かにする一番の近道だと思っている。
自分への投資が、今の私を作っている。これからも、自分という器を少しずつ大きくしていく。それが、私の人生の続け方だ。
📌 あわせて読みたい
💰 看護学校のお金の全体像は → お金の完全ガイド へ

