看護学校の説明会はオンラインだった。行ってよかったこと、わからなかったこと。

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「看護学校の説明会って、行ったほうがいいの?」——社会人から受験を考えていたとき、私も同じことを調べた。結論から言うと、行ってよかった。ただし、私が参加した看護学校の説明会は、オンラインだった

コロナ禍だったからだ。校舎の中は見ていない。在校生とも話していない。だから「見学して雰囲気をつかむ」という、よく書かれているアドバイスは、私には当てはまらなかった。

それでも、参加した意味はあった。逆に、参加しても分からなかったこともある。正直に書いていく。

私が参加した看護学校の説明会は、オンラインだった

参加したのは2校。どちらも画面越しだった。

パンフレットを配られて、教室を歩いて、在校生に質問して——そういう説明会を想像していたので、最初は少しがっかりした。「これ、資料を読むのと同じでは」と思った。

実際、資料に書いてあることと重なる話も多かった。カリキュラムの説明、実習先の紹介、学費のこと。それだけなら、たしかにサイトを見れば済む。

ただ、ひとつだけ、資料では絶対に手に入らないものがあった。

オンラインでも、先生の顔と話し方は分かった

先生の顔が見えた。

これが、思っていたより大きかった。

どんな表情で話す人なのか。質問されたときにどう答えるのか。早口なのか、ゆっくりなのか。笑うのか、笑わないのか。

画面越しでも、そこは伝わってくる。「この人たちに3年間教わるのか」という感覚が、少しだけつかめた。

これは文字では分からない。パンフレットの写真でも分からない。動いて、話しているところを見ないと分からない。

だから、オンラインでも参加する意味はあると思う。校舎を見るためではなく、人を見るために参加する。

わからなかったのは、「他の受験生」のほうだった

一方で、まったく分からなかったこともある。

一緒に受ける人たちが、どんな人なのか。

これは、私がいちばん知りたかったことだった。当時、私の不安は年齢だった。37歳で入学して、浮かないだろうか。クラスで自分だけ浮いていたらどうしよう。ずっとそれを考えていた。

対面の説明会なら、会場を見渡せば分かったと思う。若い人ばかりなのか、自分と同じくらいの年齢の人もいるのか。

でもオンラインでは、他の参加者は見えない。いちばん確かめたかったことだけが、確かめられなかった。

結果を先に書いておくと、入学してみたらクラスの4割が社会人経験者だった。心配は、しなくてよかった。ただ、それは入るまで分からなかった。

同じ不安を持っている人には、こう伝えたい。説明会でその不安は解消できないかもしれない。それでも受けていい。「浮くかどうか」は、入学を決める理由にも、やめる理由にもならなかった。(そのあたりは看護学校で浮くかと思った37歳。に書いた)

決め手は、説明会の中身ではなかった。距離だった

正直に書く。2校のうちどちらにするかを決めたのは、説明会の内容ではなかった。

決め手は、通う距離だった。

きれいな理由ではない。でも、これがいちばん現実的だったと思っている。

看護学校は3年間ある。実習が始まれば、朝が早い日もある。帰ってから記録を書く日が続く。子どももいる。その毎日を3年間、繰り返せるかどうか。

カリキュラムの違いや校風の違いは、正直、入る前の私には比べられなかった。どちらも良さそうに見えた。でも距離は、はっきり違った。そして距離は、3年間ずっと効き続ける。

説明会は、学校を「選ぶ」ためというより、選んだあとに後悔しないための確認だったのかもしれない。

説明会でやっておいてよかったこと2つ

最後に、実際にやってよかったことを2つ書いておく。

ひとつめ。過去問を取り寄せた。

説明会で「必要な方はご連絡ください」という案内があった。あとから連絡して、送ってもらった。過去問は、言えば手に入る。ここは遠慮しないほうがいい。私はこの過去問と市販の問題集で、試験の約6ヶ月前から勉強を始めた(看護学校の受験勉強、いつから始めた?)。

ふたつめ。質問できなくても、最後まで聞いた。

私は自分で質問ができなかった。手を挙げられなかった。

でも、ほかの参加者が試験範囲について質問してくれた。それで、受ける科目が数学と国語だと分かった。私が知りたかったことを、代わりに誰かが聞いてくれた。

質問できない人は、私と同じで大丈夫だと思う。誰かが必ず聞いてくれる。聞けなかった自分を責める必要はない。

まとめ:看護学校の説明会は、オンラインでも参加する価値がある

  • 人を見るために参加する。校舎ではなく、先生の話し方
  • 他の受験生の年齢は、分からないことがある。それでも受けていい
  • 決め手は距離でもいい。3年間続けられるかが全部
  • 過去問は言えば手に入る。説明会で必ず確認する
  • 質問できなくても大丈夫。誰かが聞いてくれる

説明会に参加したから合格したわけではない。でも、参加していなかったら、過去問も試験科目も知らないまま受験することになっていた。

それだけでも、参加した意味はあったと思っている。

説明会のあとの手続き——願書や卒業証明書でつまずいた話は看護学校の社会人入試、いつから準備した?に、面接で実際に聞かれたことは看護学校の面接で何を聞かれた?に書いている。

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