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娘がシール帳に夢中で、その横顔を見ていたら胸がきゅっとした。
子供の時間は、あっという間に過ぎていく。
看護学校で必死だった3年間、子供はどんどん大きくなっていました。
シール帳の、あの集中力
娘がシール帳に夢中だ。毎日せっせとシールを集めて、丁寧に貼っている。その集中力がすごい。
子供が何かに一生懸命になっている姿って、見ているだけで幸せな気持ちになる。それと同時に、「この時間はいつまで続くんだろう」と思ってしまう。
気づいたら、変わっていた
看護学校で必死だった3年間、娘も息子もどんどん大きくなっていた。
気づいたら身長が伸びていた。気づいたら話し方が変わっていた。見ていたようで、見られていなかったことが、たぶんある。
これからは、もっとちゃんと見ていたい
後悔しないためじゃない。ただ、この子たちの今を、ちゃんと目に焼き付けておきたいと思った。
仕事は続けながらも、子供の「今」を見逃さない。それが、今の私の目標だ。
子育てしながら働いていると、見逃してしまうことがある。
でも今日、気づけたなら大丈夫。
あなたは、ちゃんと子供を見ていますよ。
見ていたつもりで、見ていなかった
看護学校の3年間、子供のそばにいたのに、心ここにあらず、という日が多かった。レポートの締め切りを頭の片隅に置きながら、子供の話を聞いていた。「うん、うん」と相槌を打ちながら、教科書のことを考えていた。あの頃の子供は、それをわかっていたのかもしれない。
娘が小さいとき好きだったアニメのキャラクター、もう覚えていない。息子が初めてひとりで自転車に乗れた日、私はたしか実習中だった。記録に残っていないことが、記憶からも薄れていく。それが少し、怖い。
「今」しか見られないものがある
シール帳に夢中な娘の横顔。あの集中した顔は、今しか見られない。来年の娘はもっと大きくなって、シール帳より別のものに夢中になっているはずだ。子供の「今」は、本当に今しかない。
仕事から帰ってきたとき、娘が「見て見て」と言いながらシール帳を持ってくる。疲れていても、その瞬間はちゃんと見る。「これかわいいね」「上手に貼れてるね」と、画面から目を離して話す。それだけのことが、できていなかった時期があった。
後悔より、これからを大事にする
あの3年間を後悔しているわけじゃない。看護師になったことは正しかったと思っている。でも「あの頃もっとそばにいればよかった」という気持ちはある。それは消えない。消えなくていい。その気持ちがあるから、今の私は子供の「今」を大事にしようとしている。
見逃した分を取り戻そうとは思わない。取り戻せないから。ただ、今日の娘の顔を、今日の息子の言葉を、ちゃんと受け取りたい。それが今の私にできることだ。
子供の時間の短さを、もっと早く知っていたら
看護学校に入る前、子供はもっと小さかった。その頃の写真を見ると、ほっぺたがぷくぷくしていて、今とは全然違う顔をしている。あの頃の子供に、もっと向き合っていればよかった、という気持ちが今もある。でも後悔してもあの時間は戻らない。
子供の時間が短いことは、知識としては知っていた。「子供はあっという間に大きくなる」とよく言われる。でも実感するのは、大きくなってからだ。娘のシール帳を見て、初めてリアルに感じた。これが「あっという間」だと。
だから今日、子供が話しかけてきたとき、画面から目を離す。「後で」を減らす。それだけのことが、積み重なっていく。大きなことをしなくていい。今ここにいること。それが、子供にとっての一番の贈り物かもしれない。シール帳の娘が、そう教えてくれた。
シール帳の娘が、また新しいシールを見せてきた。「見て見て」という声に、ちゃんと顔を向けた。「かわいいね」と言った。その数秒が、今日の大切な時間だった。子供の「今」を、今日も少しだけ受け取れた。それだけで、今日は十分だと思っている。
娘がシール帳に夢中になっている姿を見ながら、子供の時間はあっという間だと改めて感じた。こんなに小さくて無邪気でいられるのは、ほんのわずかな期間だけ。仕事で疲れて帰ってきた夜も、娘の笑顔を見ると少し気持ちがほぐれる。この時間を大切に生きていきたいと、シール帳をのぞきながら思った。
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